国会議員
1
2016年、明けましておめでとうございます。本年7月、4年に及ぶ 国税審判官の生活から弁護士業に復帰していよいよ3年目に突入、 さらにアクセルを踏み込んでスピード重視で飛ばしていきたいと 思います。カーブを曲がりきれないといったことだけないように 注意して。
2
新年早々、2016年、最初に読了した本は、新書「創価学会と平和 主義」(朝日新聞出版)でした。年末、大阪市内の市立中央図書館に 初めて行く機会があり、その際、館内をウロウロしていた時に目に ついて借りた本でした。
佐藤優本。5年ほど前に「獄中記」を読んで以来、結構好きな作家 で、最初の頃のものは出るもの出るもの読んでいましたが、今や、 多作になりすぎておさえきれていませんでした。
創価学会と公明党。
正直なところ、判例タイムズや判例時報といった判例紹介雑誌 で一時期、よくその名を見かけ、その判決文から伺いしれる イメージ、さらには本の広告でのイメージ程度の知識しかありま せんでした。
近づきがたいような違和感。この感情について、佐藤さんは 次のように表現しています。
187頁「創価学会がともすると世間から違和感を持って見ら れるのは、『である』圧力が強い、換言すれば、『同調圧力』 が強い日本社会において、”宗教団体なのに”政界へ進出し、 SGIという国際組織を作り、学会員を官界、特に法曹界へと 送り出す、常に『する』、つまり生成(英語のbecoming, ドイツ後のWerden)という原理で動き続けてきたからでは ないだろうか。」
なるほど、と思いました。
2015年の消費税の軽減税率の導入。今の日本の消費税法 を考えたら、法律上の仕組みとしても、あり得ないかと 思います。
また消費税として徴収した税の使い道、財源としての 消費税を考えても、軽減税率の対象となった取引によって 得られなかった分をどこで埋め合わせするのか。
すべてがますます歪んでいくだけてはないかと思われ ます。これは、おそらくわかっていて、目先のわかり やすさを優先しただけだと思います。やってはいけない ところで妥協した結果かかと。
そこで、公明党と自民党。今の日本で、法律を作る力 を持った集団の論理、文化を理解しておく必要がなると、 改めて実感することができました。
3
2016年夏、参議院選挙があります。
もう少し、今の自民党と公明党について勉強して みようと思います。
丁度昨年、立花隆の「田中角栄研究 全記録」 (講談社文庫)の上巻を読み終わり、今、下巻を読んで いるところでした。昭和40年代、1970年代の日本の 政治。 小佐野賢治や児玉誉士夫、さらにはM資金まで!当時、 国税庁も絶対に裏で手を握っていたわ!といった怪しげ な世界。これがほんの30年前程度の日本の政治。
さて、今はいかに、といったところです。
1月4日、6月1日までの会期で通常国会が始まり
ました。
(日経1月4日夕刊から)
衆議院
自民党 291
民主/維新/無所属クラブ 93
公明党 35
共産党 21
おおさか維新の会 13
改革結集の会 5
生活の党と山本太郎となかまたち 2
社民党/市民連合 2
無所属 12
欠員 1
参議院
自民党 111
民主党/新緑風会 51
公明党 20
共産党 11
おおさか維新の会 7
日本を元気にする会/無所属会 6
維新の党 5
日本の心を大切にする党 4
無所属クラブ 3
社民党/護憲連合 3
生活の党と山本太郎となかまたち 3
新党改革/無所属の会 2
無所属 5
選挙制度って今のところ、人類の叡智の結晶と思われます。
* 年末は、AKB48の総監督、高橋みなみさんの「リーダー論」
を読みました。
4年前、たまたま見たYouTubeで大勢の女の子の中、一人 眼差し強い人がいて、この子はなんだと思い注目したのが、
その後の私のYouTube、AKB地獄の始まりでした。
高橋みなみと大島裕子の見分けもつかなかったのに。
高橋みなみ、周りをよく見て、自分を相手に合わせる24歳。
すごすぎる。
最近のコメント