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2015年7月 7日 (火)

質問力 ー人と言葉とー

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*ジョギング中、公園で見かけた蓮の花。
1
 仕事のスピード4倍速といいながら、ブログ更新の速度が0.25倍となっていました。
 それはともかく。
 自分の軌跡にもなり、成長の痕跡にもなるので、やはりこまめに文章で表し、写真をアップしていこうと改めて決意しました。

 最近、グッときたこと。
 「性犯罪・児童虐待捜査ハンドブック」を著した田中嘉寿子検事を講師に、大阪弁護士会で「なぜ?ときかない質問ー性犯罪被害者に対する事情聴取の留意点」と題した研修が実施されました。
 参加できなかったのですが、研修を紹介した記事が会報誌に紹介されており、改めて言葉選びの巧拙について考えさせられたので紹介します。


 税務調査や不服審査においても、国税職員等の質問それに対する答えが職員によって調書化(証拠化)されることがあります。

 これには、
  1 問いを発し、
  2 文章化する、
の2段階があると思います。
 税務調査の場面においては、2 文章化の訓練だけでなく、そもそもの1 問いを発する場面で、いかに問いを発するのかといった技術としての「質問」の訓練は、組織的には行われていないかと思います(査察の職員くらいでしょうか。)。
 似て非なる行政作用ですが、こうした面については、刑事の分野のほうが税務よりも、やはり世に連れで進んでいるのだろうなと改めて思いました。
 税務行政の過程で調書を取るのは稀だから仕方ないとは思いますが



 以下、「月刊大阪弁護士会2015.6」21頁抜粋。

 「なぜ、『なぜ抵抗できなかったのか』と尋ねられると、非難されているように聞こえるのか。
 それは、この
質問が、抵抗が可能だったことを前提とする質問となっているからである。

 『なぜ抵抗できなかったのか』と尋ねると、被害者にとっては、質問者がそのように意図していなくとも、あなたは『抵抗できた』のに、 『なぜ』抵抗しないという選択をしたのかと非難しているように聞こえるのである。
 『抵抗できた』というのは『抵抗不能』という被害者の前提とは全く逆であるため、被害者は回答不能に陥り、責められているように感じるのである。」

 「『なぜ逃げなかったのですか』ではなく、『逃げようとしたら、どうなると思いましたか』と尋ねれば、『犯人のほうが足も速いし、逃げきれない。捕まれば、逃げたことで犯人を怒らせてもっとひどいことをされると思った。』等との回答が返ってくる。」

 「心のにある逃げられない気持ちではなく、心のにある逃げられない原因を尋ねるべきなのである。これにより、建設的な解決思考の話ができるようになる。」
 
                            (おわり)

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