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2015年1月

2015年1月29日 (木)

理念と数字 〜経営・組織運営に必要なもの〜

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*京都の湯葉料理のお店「こ豆や」
 ロースクールに入って弁護士を目指すと宣言し、無事に司法修習生になられた方との食事会でした。目指すと宣言されたときに、その方の文章等を知っていたので、絶対に合格すると確信していました。そして無事に合格。不思議な気持ちです。法律の世界に向いている人とそうで無い人は、すぐにわかります。言葉に対する感性。
 そして。16年ほど前。修習生のときに、当時、森総合法律事務所にいらっしゃった久保井弁護士が修習生に向けた言葉。「君たちはただ司法試験に合格したにすぎない。営業の試験に受かったわけではない。」。
 つまり。試験に合格した、ただそれだけのこと。1999年、弁護士1年目から噛みしめている言葉です。
 
1   
 先日、ある組織運営に携わる上の地位の方とお話しをしていて、ふと実感として頭に浮かんだことを文字にしておきます。

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 経営もまさにそうですし、会社経営に限らず、2名以上の人間が集まってなにかをしようというとき、一番大事なのは、「理念」と「数字」だということです。  
 この二つがあって初めて、目的とするところへと前へと動きだせます。
 
 「理念」だけでは、具体的な行動が見えてきません。また、見えて実行できても、前へ前へと進みません。  
 しかし、「理念」がないと、すぐに皆、てんでばらばらの方向へ向かいはじめ、いったいなぜその者達がそこに集まっているのかわからなくなり、空中分解します。  だから「理念」は不可欠。  
 
 そして、もう一つは「数字」。
 皆が、今、どこにいるのか、これからどれだけどのように進めばいいのかの進路を指し示す距離計です。  
 これがないと、気力が持ちません。これがあれば、マラソンと同じで、今20キロ地点、あと20キロちょっと、今40キロ地点、よし、あと2キロ、走りぬくぞ!と気力が維持できます。  
 今、自分がいったどこを走っているのか、まずの目的地まであとどれくらいか、それがわからないと、気力が萎えてリタイア、コースアウトします。
 この距離感、「数字」を皆で共有できれば、皆で励ましあい、あと4キロ、あと2キロと踏ん張りがきいて、頑張りぬくことができます。  

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 この「理念」と「数字」の共有ができていない組織、会社は、その場その場での風まかせの判断、運営となります。  
 いったい皆で何を目指しているのか。文字どおり、場当たり的な運営になります。  
 誰の責任か。
 
 トップでしょう。  
 組織の皆に対して、なぜそこに皆がつどっているのか。  
 「理念」と「数字」を提示する。  
 そうしさえすれば、皆、一致団結して、その場その場での行動指針を得て、より合理的かつ適切な組織運営となると思います。  
 
 約500人の組織でしたが、5万人の国税庁の組織運営の一環としての組織運営も垣間見ました。  
 「理念」と「数字」の組織運営でした。  
 もちろん、それによる弊害、あるいは限界のようなものも見ました。巨大組織であるが故に、個々人の力のばらつき、そこまでの意識の共有には限界があるのだろうとは思います。  
 しかし、かなり有効な組織運営手法だというのを肌身で感じました。  
 組織文化の形成です。  

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 自身を振り返り。  
 周りに対して、自身の「理念」と「数字」を提示し共有できる力があるのか否か。  それが、リーダーシップであり、人を巻き込む力であり、経営者の責任なのだと思います。    
 
 非常に抽象的な話しで恐縮です。
(おわり)

*大阪市北区の天満にある「ライオン飯店」。友人に教えてもらい、行きました。丁寧に作られた中華料理。どれも美味しかった。しかも、圧倒的な安さ。店員の方も感じよく。久々にとてもいいお店でした。
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2015年1月14日 (水)

皆で成長しよう、という意思と行動とー「わくわくサロン デイサービス」という場の力ー

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 年が明けて1月10日の出来事。

 10数年前にひょんなご縁から知り合い、その後、今も、医療関係者やテレビ局関係者、そして弁護士の私と、職業的にはそれぞれ接点がありそうでなさそうといった不思議な者達で、年に数回、会食をしている、大事な人たちとの集まりがあります。

 共通の話題がなさそうですが、なぜかいつもてんでバラバラな話題でかなり盛り上がり、笑いに包まれたまま、夜もかなりふけてから名残惜しく散会しています。

 その中の一人の先生、医師、私にとっては人生の要所要所で大事な示唆をしていただいた人生の師匠である中野佳世先生が、還暦も過ぎてから!、堺市は百舌鳥八幡駅から徒歩3分のところに、「わくわくサロンデイサービス」 という施設を建設し、運営を始められました。

 ご自身の思いを形にしたデイサービスというだけではなく、土曜日などには、その明るい光が差し込む、木に包まれた高い天井の空間を解放し、スイスから日本にと演奏旅行に来ていたバイオリンを主体としたジャズバンドの無料演奏会を開催したりといった、地域と繋がろうといういろいろなイベントを企画、実行されていきています。

 いつもその人との綱がりの広さ、ネットワークに本当に驚くのですが、今回、1月10日に開催された、大阪府立大生の皆さんとのコラボ、「OPU for 3.11 ネットワーク」 主催による「わくワーク」第8回のお楽しみイベント、「餅つき大会」に初めて参加させていただきました。

 そして、防災の思いで動く、若い20代の方々の組織力、持続力、行動力、企画力、実行力に本当にしびれたのですが、何よりも、中野先生を中心とする、中野先生の力だと思うのですが、この「わくわくサロン」という場の非常に、非常にボジティブな場の力を改めてビシビシと感じて、驚嘆しました。

 本当に気持ちのいい人々が集まっているのを実感しました。

 まるでスポーツジムに流れる、皆が前を向いて、少しでも進歩しようと地道な努力を続ける場と同じ空気でした。

 年明け早々、場にいた他の皆さんからもすごくエネルギーを頂いて、そわそわした余韻に浸りながらその日、家に戻りました。 

 わたしはというと、ついていただいた餅を美味しく頂き、同じテーブルになった学生の方や、ご近所の方々の話を聞いて、充実感を得ていただけなのですが。

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 そして。お礼のメールを先生にしました。

 そして。先生からのお返事のメール。

 さらに驚いたのは、ただ単に場所を学生さんたちに貸しているだけというのでは当然なくて、いろいろな打ち合わせや準備が必要であって、それは簡単ではない、しかしそうした事柄も含めて、学生も先生ご自身も、「成長」することにつながる、そうした思いがあるからこそ第8回となる今まで続けられているとの想いを書かれていて、そのメールの内容に頭を一瞬、くらっとしたような衝撃を受けました。

 「成長」という言葉がとてもとても新鮮で、年なんて関係なく、現状に甘んじることなく、成長を求めて行動されている!

 20歳近く年は離れていますが、先生の方が、まだまだ行くよ!という若い人のようだ、自分はどんな想いで何を今、人と共同作業としてやれているのかと振り返り、愕然としました。

 確かに、今、異業種のいろいろな方と、弁護士の本業以外のところで、異なる仕事や研究会・勉強会等に参加させていただき、刺激を受け続けいてます。しかし、それを「成長」といった、しかも自分だけでなく、他の人との切磋琢磨といった、人としてのスパンとしてはあまり見ることができておらず、だんだん目の前のこなすべき作業のようになっていたかもしれません。

 人間一人でできることなんて、人間一人の頭で考えていることなんて、本当にたかがしれている、異なる人間が集まったチームの力が一番強い、といったことを学んだ国税不服審判所という組織での4年間でした。弁護士一人なんて、蟻一匹と同じです。

 なのに。そして。いざ、一人の弁護士に戻ったとき。この6カ月ほどの間。一人でできることしかやっていなかったように思います。

 というか、共同作業をしていても、気持ちは一人だったような気がします。

 なぜか。

 楽、だからです。

 一人だと、他者との調整、妥協といったものは必要ありません。

 国税不服審判所での4年間。学ぶことも多かったけど、組織故の腹立たしさ、苛立ちのようなものがなかったといえば嘘になります。「船頭多くして船山に登る」といった言葉を思い浮かべ、一人で処理した方がよっぽどよい仕事ができるのではないかと思ったことさへありました。

 だけど。

 先生の言葉にハッとさせられました。学生の方々と共に成長しようという姿勢。

 

 我が身を振り返り、このままでは、一人では、ストレスもないけど、そのために「成長」することもない!と頭がくらっとしました。自分は今の自分のまま変わることなく、つまり成長することもない。

 愕然としました。

 そして。布団の中に入ったときに頭に浮かんだフレーズ。

 LOVE  Trouble

 困難、どんと来い。

 摩擦、トラブルから逃げず、トラブルを回避することなく、頭から突っ込んでいきます。

 今年の目標、まだ決めていませんでしたが、「成長」、そして、そのために、LOVE  Trouble、困難は成長の好機、自分が変わっていくこと、それが成長、ということでやっていきたいと思います。

 自分が変わらない、自分は自分のままというのは、成長ゼロということです。

 

 いろいろな方と知り合い、コラボレーションして、一人ではできないことをしていきたいと思います。

 その過程でいろいろトラブルに見舞われることでしょうが、そんな時はこれが「成長」の機会、これをどう乗り越えるか、自分がどう変わるかで、その後の楽しみが違ってくると発奮したいと思います。

 

 2015年、ガンバリマス!

 どうぞよろしくお願いいたします。 

                             (おわり)

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2015年1月 5日 (月)

「おかげ横丁」に続け!シャッター通り商店街

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 2015年 新年あけましておめでとうございます。

 

 2014年7月10日に、国税不服審判所を退職し、大阪にて、弁護士業に復帰しました。

 そして早6ヶ月。

 大組織で、ある意味、多くの人の盾の中で守られていた場所から、また、我が身ひとつの世界に戻ってみて、本当にあっという間のめまぐるしい日々でした。

 年末年始でリセットし、いよいよと落ち着いた気持ちで、2015年、福知山マラソンのゴール手前、最後の300メートルほどの坂を走り抜けるような気持ちで頑張っていきたいと思います(ここで思うに、結局、たぶん。自分が試されているような苦しい状況が大好きなんだと思います。。。)。


 昨年、4年ぶりに弁護士業に復帰したにもかかわらず、以前からの出会いに助けられたり、そのお陰で、また新たな出会いがあったりとで、つくづく自分は恵まれていると実感することができました。

 そのようなご縁のなか、株式会社ミッドウェーソフトウェアデザインズさんが発行している、シニア向けのフリーマガジン「穂っぷぐるーぷ」2014年冬号「暮らしのホッと!お役立ち講座」に原稿を書かせていただく機会がありました。

 

 以前にも、このブログでも書いた、「田舎の自宅不動産と相続」として書かせていただいてます。

 また機会がありましたら、お読みいただければと思います。

 この雑誌、「ゾーン30」という、一定のゾーン内において車の最高速度を30キロ以下に規制するといったシステムを導入し、「違う視点で、人のやらないことをやる」を理念とされいる、大阪府の河南町の町長さん、武田勝玄さんのインタビュー記事も掲載されていて、なかなか読み応えのある雑誌です。

 そういえば、四日市にも、フリーではありませんでしたが、「くじら」というタウン誌がありました。中学生の時の美術が得意だった同級生が働いていたはず。今も「くじら」はあるのでしょうか。

 田舎の不動産。

 年末年始、三重県四日市市の実家に帰省しました。

 諏訪前商店街。あいかわらずシャッター通り商店街です。

 さらに驚いたのは。

 アーケードの中にあるにもかかわらず、自宅の横の土地はあいかわらずの更地、らさには、向かいにあった傘屋さんの建物まで、なんと取り壊されて更地になっていました!

 櫛の歯が抜けた状態とはこのことです。

 アーケード街、商店街なのに。。。

 いや。商店街だからこそ、土地が売れないのだと思います。

 買っても使いみちがありません。

 ワンルームマンションを建てるくらいでしょうか。

 これが、シャッター通り商店街の「悪循環」なのでしょう。

 

 そのような状態の中、賃料が安いこともあり、増えているなと思ったのは飲食店です。

 パン屋さんや、飲み屋さんが増えていました。

 これで人が街に戻るといいのですが。

 がんばれ、諏訪前商店街。

 伊勢神宮前の「おかげ横丁」に学べ。

 (赤福の会社のお家騒動はその後どうなったのでしょうか。気になります。)

(おわり)

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