マンション管理に関するたぶん「健全な怒り」から、勢いで３つ、ブログを作りました。
４年ぶりに弁護士業に復帰し、一応、今も大阪弁護士会消費者保護委員会に所属しているのですが、すっかり幽霊部員になっていました。
しかし、弁護士１年目から消費者保護委員会に所属し、
たまたま当時、モニター商法詐欺の集団消費者被害が確か姫路に
本社がある会社から拡大し、大阪弁護士会の消費者保護委員会の
２部会の若手弁護士を中心に、弁護団が結成されました。
その一員でした。
そこから、消費者被害事件に関わるようになり、
欲を出した消費者も悪いんだという見方もあるなか、
消費者の無知、無関心、交渉力のならなどに乗じて
こういった人を食い物にする業者の根性に腹が立ち、
弁護士としてできることをということで、
消費者保護委員に所属し、
大阪市の消費者センターの相談員さんたちとの勉強会や、
今や適格消費者団体となった、特定非営利活動法人
消費者支援機構関西（通称ケーシーズ）などの活動もさせて
いただいていました。
しかし４年離れていて。
税法にどっぷりつかりながら、関心はそちらに移っていって、
金融機関などからアホな節税商品を売りつけられるといった方に関心はもちつつ、身近な消費者問題には関心が薄まっていました。
マンション問題も含めて。
久々に、静かに「激怒」の消費者被害の現場を目の当たりにし、
業者、許さん！という、きっと健全であろう怒りに突き動かされました。
場当たり的に、管理組合の金を使わさせよう、情報のない理事らを
操って１０００万近い金を使わさせよう、総会を仕組めば、あとは
無関心な住人が、理事長に白紙委任状を出して、理事さえおさえておけば
多数派は間違いなしといっことを今時、露骨にやっちゃう管理会社の存在を知りました。
議案説明資料では、過去の単なる「商品説明会」を「住民説明会」という言葉にすり替える姑息さ‼︎
久々に怒り心頭、という状態になりました。
大阪のマンション管理はこの１０年で何も進化・改善していないのではないか。
業界の問題なのでしょうが、消費者である区分所有者、住人、管理組合が
声を出さないと、食い物にされる、
「角砂糖マンション」になってしまう、
できることをしていこう、動こう！と思いました。
それで、まずは情報提供をと、マンション管理に関するブログを作り、ついでに、税務、さらには、中小企業向け、と作ってしまいました。
その手の話は、それぞれそちらに集約していきます。
以前、前のブログで、マンションの高圧受電のことを書いた記事が役にたったとわざわざマンション住人の方からメールをいただきました。
きっと誰かの役に立つ。そう信じて。
「怒り」って原動力ですね。実感。
Tax!孤高の税法？
戦うマンション管理組合と住人を応援するブログ
成美堂の法務部・大阪別室
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