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2014年7月

2014年7月29日 (火)

「税理士・弁護士のための税務調査の後の不服申立手続ガイド」のこと

Img_2660*以前、履いていたビブラムファイブフィンガーズシューズです。脹脛に効きます。負荷かけないと。
日付をメモするのを忘れましたが、先週7月25日頃の日経の朝刊、スボーツ欄での記事です。

三浦知良さんのコラム。「サッカー人として」で、「ブラジルで学んだこと」という文章で、次のような言葉に出会いました。
「次回の本番へ、あの3試合を戦った選手たちはあそこで経験したことを発信してほしい。プレーだけでなく、形ある言葉で語り継いでほしい。そうすることで日本は大きくなれるはずだからね。」
経験したこと、経験から学んだことを形にすること、言葉にすること。
そうすることで、自分以外の人がその言葉を拾い、一人の経験が良くも悪くも一人だけの経験ではなくなり、どこかに影響を及ぼし、何かが改善され、何かがさらによくなっていく可能性が広がる。


言葉にして、形にしないと、広がりはない。
まさにそういう思いで、言葉にして、形にしました。
独りよがりな点は多々あると思います。
批判、批評、どんと来い、です。
いろいろ議論してもらうことで、税務行政が、そこで働く人々、サービスを受ける市民にとっても、よりよくなればと思います。


 



そう思うのは、もっとよりよくなる余地があるのではないか、との思いがあるからです。
もっともっとよくなると思います、日本の税務行政。
限られた人材の中で、そのエネルギーをどこにどうつぎ込むのか。効率が問われいると思います。
コスト意識といってもいいかもしれません。
オープンにすることで、批判・批評を真正面から受けない限り変化、進化はないのが普通だと思います。
個人職員の痴漢、横領、賄賂といった不祥事は問題外ですが、それ以外のところでも、もっと報道されてもいいと思います。日本の税務行政の実態。
見られているという意識が人を、組織を変えるので。
優れた組織力、プロ意識と素晴らしい面は多々ありますが、今の状態が最上かというともっと注力すべきところに注力できていないのではないかという面もあるのではないかと思います。
それは皆にとっての不幸です。


手続がそもそも非公開というネックがありますが、国税不服審判所の「裁決書」はマーキングをして原則、全て公開にすれば、いろいろな改善点がもっと明らかになるのではないかと考えています。
批評、批判、どんと来い、と審判所、審判所の本部職員の方々にも言ってもらいたい。
イタリアに移籍した時に本田圭佑が口にしていたみたいに。
批判されたくなければ、ロシアのチームにそのまま居れば良かった、けど、プレーを批判されることを覚悟でより厳しいであろう環境のイタリアのチームに移籍した、と。
それは自身の成長のためである、と。
R0011496*2012年に訪れた、広島の市電の駅からの光景。

2014年7月21日 (月)

脱税と交通事故とー世の中の関心はいかにー

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*最開業日の7月10日に、以前の依頼者の方から頂きました。

お気持ちが嬉しいし、出会いのある仕事は本当に幸せだと初日から改めて実感しました。

ありがとうございました。

 7月18日金曜日の日経朝刊から

 「アドレス売買で脱税 大阪国税局 容疑の会社社長告発」

 「消費税脱税容疑 監査役を告発 大阪国税局、給与を仮装」

といった2つの見出しが出ていました。

 新聞記事によると、ひとつは、個人所得約1億2000万円を申告せず、所得税約4000万円を免れたということで、所得税法違反容疑で大阪地検に告発されたということです。

 また、もうひとつは、従業員の給与を消費税の控除対象となる外注費に仮装し、消費税と地方税計約5800万円を免れたとして、当該会社の監査役を消費税法違反などの容疑で大阪地検に告発したということです。

 記事は、それぞれ「告発していたことが17日、分かった。関係者よよると…疑いがもたれている。」と締めくくられています。

 

 いったいどこから、国税局の査察による告発の具体的な中身が出てくるのか、不思議です。記事は、もちろん告発された被疑者の実名も報道されています。

 国税局は記者会見、記者発表をしているのでしょうか。

 あるいは、告発された側の大阪地検から、情報が出ているのか。

 内容自体は、確かに、ニュース価値があるもの、報道に値する内容だと思います。脱税は、見つかる、割にあわないということを知らしめる効果もあると思います。

 ただ、告発後の行方はいかに。

 25年度、大阪国税局の査察部において着手されたのは45件であり、うち32件が告発されているという報道がされています。

 http://www.nta.go.jp/osaka/kohyo/press/hodo/h25/sasatsu/index.htm

 25年以前の告発の事件に関してということになりますが、刑事裁判に関しては、「平成25年度中に一審判決が言い渡された件数は116件であり、うち115件について有罪判決が出され、実刑判決が9人に出されました。」という発表が大阪国税局においてなされています。

 116件中無罪が1件ということで、告発され、起訴されなかった事件もあるかとは思いますが、検事から起訴された事件はほぼ確実に有罪というのが実状ということです。

 ただ、有罪事件115件のうち、懲役の実刑が出たのは9名ということで、ほとんどは懲役刑については執行猶予がついているものと思われます。これをどう考えるか。

 脱税に対する世間の意識はどのようなものなのか。交通事故のように被害者のいる事件ではないだけに、世間の関心は、査察による捜査、国税局による告発で終わっていのかもしれません。

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2014年7月11日 (金)

2014年7月9日午後5時

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2014年7月9日午後5時、3年間、さらには1年の任期延長を経て、
無事に任期満了により、国税審判官の職を退職しました。
4年間、あちらこちらで多くの方々のお世話になり、
本当にありがとうございました。
失うものもありましたが、それ以上に多くのものを得ることができました。
4年間で、自分が何に貢献できたかは分かりませんが、
得たものは、アウトプットしてこれから、
自分以外の人の役に立つようにしていかないといけない、
自分だけで抱えていたらいけない、アウトプットは責務だと思っています。
9日の翌日からは、神川朋子弁護士(N.Y.州弁護士)と共に開設した
神川松井法律事務所ー税務・国際・家族ー
にて弁護士業を再開しています。
ブログのタイトルのように、まだまだ行くよ!という気持ちです。
頑張ります!
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早速の初日、相談者の方からいただいた、堺市の一心堂の「フルーツ大福」。ありがとうございました。
前日の退職の日、職場への最後の挨拶の手土産に持って行ったのも、実は一心堂の「フルーツ大福」でした。天気は荒れ模様だったけど、なんとなく幸先の良い弁護士業再開の初日でした。

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