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2009年5月26日 (火)

リラックス 〜戦いの極意?〜【松井】

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 80年代、イギリス出身のフランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッドという大所帯のバンドがデビューしました。
 大ヒットした曲のタイトルは、「リラックス」!。
 でも歌詞の内容はちょっと卑猥すぎるということで当時、イギリスでは確か、ラジオなどでは放送禁止になっていたはず。
 リラックス、リラックス、リラックスが大事だよ〜 という歌だったと思います。

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 で、ちょっと違うけど。
 裁判所での弁論準備手続きや法廷での尋問、さらには交渉の相手方と対面するときでも、余裕をみせる、リラックスが大事だなと今更ながらにつくづく思う最近です。

 激しく主張は対立しながらも、双方、代理人や当事者がリラックスしていると、上から大局的に物事を見渡せ、お互いの妥協点などが明確となり、どうでもいいような些細なことにいちいち反応して、事件が迷走するということもなく、解決が早いような気がします。またその解決も双方が納得のいく妥当な案です。
 皆がハッピーな落ち着きどころです。
 リラックスしていると、全体がよく見えるからだと思います。

 分かりやすいリラックスの態度としては、挨拶です。目を合わせて、しっかりと挨拶すること。さらには出来ることなら笑顔、スマイル!
 そして穏やかな声。言っている中身はエゲツなくても。
 
 ということは逆に、リラックスしていないということは、体がガチガチで怒り肩で、顔を合わせない、目を合わせないということです。
 これでは目の前のことしか見えません。全体がよく見えません。
 相手の行動に一喜一憂させられてしまいます。
 
 リラックス。
 自分が今いる状況に対して、適度な距離感をもって受入れることができるということです。


 抽象的な話が続きますが。

 中学生のときは剣道部で3年間ですが剣道をし、大学時代は淀川区の十三にある、町の合気道道場に通い、5年ほど前まで合気道を続けていました。
 武道ということでいえば、剣道も合気道も、で、おそらく他のスポーツでも、共通点があると思います。
 特に、剣道と合気道の共通点、武道の共通点は、基本、1対1ということです。もっとも合気道には、昇級・昇段試験はありますが、試合がありません。

 相手と対峙して、やるかやられるかという状況になったときに大事なこと。
 リラックス、です。リラックスが大事ということは、真理だと思います。

 余計な力をとにかく抜く。それが一番、強いということです。
 膝は、まっすぐピンとつっぱっていると瞬時に動くことができません。
 膝の力を適度に抜きます。
 上半身も同じです。

 そして、視線はというと、一点を見つめたりなんてしません。相手の目をにらみつけたりなんてしません。
 ぼんやりと、全体を見ます。
 そうしないと相手の全体の動きが見えません。
 相手の目の動き、足の動き、手の動き。
 全体を五感で感じます。

 そしてそのような稽古を積み重ねることによって、頭で考えるよりも先に、自分の体が反応して、体が先に動くようになっていきます。
 後から、自分でも驚くことがたまにあります。
 自分の体が勝手に動いたことに対する驚きです。
 剣道でも、合気道でも、同じでした。
 剣道。つばぜり合いをしていて、ハッと気づいたら、小手引き面を決めていました。体が勝手に動いていました。
 合気道。わざを受けたとき、体が勝手に受け身をとっていました。


 リラックスしていると、頭で余計なことを考えることなく、いち早く本質を理解して、瞬時に目的のための適確な行動に移ることができます。

 相手に怒りを感じない。ということは、相手に振りまわされない。一喜一憂しない。

 ただ目の前の相手をそのままに受け入れ、ただ観察する。そして、究極の目的を達成する。

 そのためには。
 リラックス、です。
 口角上げて、元気よく挨拶して、スマイル!


 がんばれっ、わたし!
 ああ、中島みゆきの「ファイト」が聞こえるよ〜♪ 

(おわり)

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