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2009年4月 3日 (金)

めまい〜まだ10年〜 【松井】

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 大阪弁護士会には7つの「会派」というものがあります。「親睦団体」と以前、新聞では表現されていました。そうなのか?
 大阪だけで登録弁護士数千人。この会員の意思をまとめていくには大きすぎます。そこで会派。一番大きい「春秋会」という会派で現在、確か500人台です。

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 こうした各会派で会報というものが定期的に発行され、全会員に配布されています。一応、全てにパラパラと目を通すのが習慣になっています。
 この春。わたしや大橋といった司法修習51期は、登録後満10年を迎えます。期というのは、司法試験に合格し、司法研修所に入所する年度で区切られます。51期は平成9年入所、平成11年3月卒業です。
 確かこの51期は750名ほどいて、100人程度が裁判官、100人程度が検察官、その他は弁護士登録をしているものがほとんどです。
 この51期が、「弁護士満10年」ということで、ある会派の会報で何人かの同期がこの10年を振り返ってのエッセイのようなものを載せているのを見かけました。


 同期、10年といっても、当然、みな思う事は人それぞれだな、ふーんと思って読んでいました。
 パラパラと頁をくっていくと、「20年を振り返って」「30年を振り返って」というコーナーの表題が目に入ってきました。
 同期のエッセイを読みながら、10年を振り返り、なんとなく重いものがどっと乗かっているような気がしながら、でもこの10年、無事に今に至っているという安堵感も感じていたところ、さらにまだ10年、さらには20年があるとは!
 この先の遠路を思うと、つい、めまい、がしました。

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 ときどき、精神的にも肉体的にもあと何年この仕事を続けられるのだろうか、果たして気力、体力を維持できるのだろうかと考えるようになっていました。
 アラウンド・フォーティーです(笑)。
 
 ただ、先日、医師として働き続けながら3人のお子さんを育てられた50代の素敵な格好いい人生の先輩とお話しをしていて、わたしが「あと何年、今の調子で働けるのか」といった話をしたところ、「そうそう、わたしも40代のころはそう思ってたわよ。」「ヨシコちゃん、今度、こういう番組があるからこれを見たら。」と笑いながら言われました。

 「命を削って 命を助ける」

 NHKの「プロフェッショナル」での今度の特集のタイトルだそうです。40代の男性医師の方を取り上げるようで、その方の働きっぷりを紹介しているようです。つい先日、たまたまこの男性医師の方とお会いして話をする機会があり、今度のこの番組のことを知ったとのこと。
 実際、現場では、この医師の方は、睡眠3時間で、患者のためにと働いているということです。
 文字どおり、自分の命を削って、人の命を助ける。

 アラフォー女性弁護士、まだまだ甘いですね。知人の医師の方もそれを言いたかったのだと思います。
 睡眠7時間、ときに8時間。まだ、自分の命を削ってというほどではありません。

 でもなんとなく、野垂れ死にするような思いがしたり、ジャングルの中のゲリラ戦でどろどろの地面をいつ敵に襲われるかという恐怖の中、真っ暗闇をどろまみれになって恐怖心と戦かい匍匐(ほふく)前進しているような気分がしたり。

 でも。
 こんな気分は、きっと「甘え」に違いないと思います。「プロフェッショナル」じゃないですね。
 がんばろっと。
  
(おわり)
*会派。ちなみに私は、春秋会に所属。一昨年、7人の常任幹事の一人をさせていただき、さらにはその中で庶務会計を担当させていただきました。会派、大阪弁護士会、日本弁護士連合会という各組織についていろいろと考えることができました。外から考えるだけじゃなくって、中に入って見て考えるというのも大事ですね。見えていないことがいっぱいありました。まだあると思うけど。
 自分の属する業界も、そこだけ見ていたら大変なようでも、広く社会の中のでみたらもっと本当に大変なことはいっぱいあって、まだまだ恵まれているんだと思います。
 日々、感謝!

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