取材記者の人【松井】
1
まわりには取材記者、取材を仕事とした友人、知人が何人かいます。
皆、わたしにはないものを持っており、そばにいるといつもいろいろと刺激を受けます。
2
先日は、宇都宮に出張に行った際、A新聞で取材記者をしていた同期の弁護士に宇都宮で遊んでもらいました。
話しかける、話しかける。
餃子屋のおばちゃん、バーのお兄ちゃん。
気さくに、気軽に話しかけます。
さすがです。尊敬します。
また翌日は、超有名新聞記者・黒田清さんのもとで記者生活を始め、現在は四国の新聞社で取材記者をしている友人と某イベントに出かける機会があり、数か月ぶりにいっしょにご飯を食べました。
話しかける、話しかける。
道行くおばちゃんが片手に、インコを入れた鳥かごを持って割烹着姿で歩いているのを見かけると、「おもしろい!」と思ったようで、「鳥のお散歩ですか?」と見ず知らずの人に突然、話しかける。
さすがです。尊敬します。取材モードです。
そういえば。テレビ局の制作部で働く友人も、常に取材モードです。
3
仕事モードで必要があれば、知らないお店に飛びこんで聞き込みのようなことでも何でもしますが、普段、仕事モードじゃないときは、基本、私は自分から知らない人に話しかけるということもなくじっと静物として過ごしています。
しかし、取材記者の血が流れている人は、いつでも、どこでも、取材モード。
端でみているとなんてエネルギッシュなんだと尊敬します。
なんのオチもない記事ですみません。
たまにはこんな私生活、友人・知人の話もいいかと思って。
4
弁護士が弁護士の仕事モードで普段の日常を生活を過ごしたとしたら、たぶんきっと、「悪しき隣人」です。
無理も理屈で押し通そうとしてしまいます。で、はっと我に返ってそんな自分がイヤになったり。
例えば。
アフォガードがメニューになくっても。エスプレッソとバニラアイスがメニューに載っていたら、出来るはず!と勝手に考え、店員さんに、暗に「出来るはずでしょ。」と有無を言わさず話しかけ、押し通そうとします。
以前、そうやって何度かお店でメニューにないものを頼んだことがあり、これではいけないとその場その場の掟に従うように心がけています。ついつい理屈で、こうあるべきだ、こうあるはずだ、と考え、現実を変えてしまおうとしてしまいます。日常生活でこれをやると「悪しき隣人」。わたしだけ?反省。
もっと単純に、明るく好奇心旺盛に!
(おわり)
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