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2008年7月28日 (月)

Mastery for Service【松井】

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*アパホテルの社長のように自分の顔に責任もって生きていこうかと考え、敢えてさらしてみました。む、む、む。
1
 わたくし去年から大学院に通っています。
 会計と税務の研鑽につとめようと専門職大学院の会計専門職を専攻しました。
 大変です。
 「高地トレーニング」と称しています。
 敢えて困難な状況に身を投じることによって、かえって楽になると考えています。
 楽になってどうするのか。


 通っている大学院、大学のスクール モットーというものを入学してから知りました。
 Mastery for Service
 です。
 「私たちは努力して専門知識の修得と人間形成に努めなければならないが、それは単に自己の利益のためではなく、隣人への奉仕を目的としたものである」という意味で、「奉仕のための練達」と訳されています。

 奉仕というと語弊があるかもしれませんが、最近特に、弁護士の仕事をしていて良かったとつくづく思うことがあります。もっともっと弁護士としての仕事をしていきたいと思います。
 人の役に立っていると実感できるから。
 例えば、私がいまから税理士になる、会計士になるということはできないけど、弁護士としてなら弁護士として人の役に立てる仕事ができる。
 もっともっと役に立つためには、税務、会計の体系的知識を自ら習得した方がいいと思ったから会計専門職を専攻しました。
 そして入った大学で、入学式のときに目にした言葉が、Mastery for Service でした。


 今、この仕事をさせてもらっていて幸せだとつくづく感じます。
 弁護士増員の是非が議論されていますが、私は是の立場です。過去のブログ記事にもその考えの片鱗が出ているかとは思います。

 競争が激化し、食べていけない弁護士がでる、質が低下するなどと心配、現実?されていますが、食べていけないというのはそもそも人生が経済的保証されている職業なんてないという前提からすれば何を甘えているのか、質が低下するというのなら、それならそれで依頼する人、相談する人が弁護士を選べばいいのではないかと思います。ただ、選ぶにしても情報がない、質の悪い弁護士に知らずに依頼してしまうというのであれば、もっともっと弁護士側が情報開示していけばいいし、その上で「質の悪い」弁護士に依頼してしったらそれはその人の選択眼の問題になる。
 弁護士は、切磋琢磨し、選んでもらえるように努力すればいい。
 そしてそのことで人の役にたてる機会が増えるのなら皆がハッピーではないのか。
 極論かもしれませんが。実家が自営業だったので、父、特に母からは、自営業的な発想を刷り込まれているのだとは思います。
 
 と、厳しさばかり指摘される弁護士業界ですが、弁護士に限らず、人が働く真のモチベーションはただ一つ、自分がやったことで人に喜んでもらえること、これにつきるのではないかと思います。それにさらに適切な報酬がつけばさらによい。いくら喜んでもらっても、適切な報酬を支払ってもらえないとそれはそれで働くモチベーションが下がるのもまた事実です。
 そういう意味では、今、非常にやりがいを感じています。
 いい仕事です、弁護士業。
 もっともっと役に立てるよう研鑽を積みます。
 大橋も松井も、スタッフも!

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 写真は、ベテラン スタッフの川上さんと新しいスタッフの美濃さんです。
 皆様の笑顔と「ありがとう」を糧に、事務所一同、がんばります。暑い日が続きますが、今後ともよろしくお願いします。遅れぎみの暑中お見舞いに代えて。
 
(おわり)
*忙しさのあまり、ちょっと躁ぎみでしょうか。ご心配なく! 


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