つ、遂に!【松井】
*アルバイトYくん、送別会。2年間、どうもありがとう。がんばってね!皆、応援しています。
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つ、遂に!
驚いた!
裁判所の担当書記官の方と電話でやりとりをしていて、「じゃあ、ファイルを添付でメールで送っていただけますか。」との言葉を耳にした!
裁判所のpcは外部とは接続していないはずだった。私の知る限り。安全性を考えてとのこと。
司法修習の97年前後、裁判所でも裁判官に一人一台、確か富士通のノートパソコンが渡され、裁判官室では皆、そのノートを使っていた。
pcはもちろんLAN接続されていたけど、そこからネット検索をするとかはできなかった。外部とはつながらないようになっていた(はず。)。
ところが、今日、冒頭のやりとり。
裁判所のpcも外部とメールでやり取りができるようになったとのこと。
そうだろう、そうだろう。
むちゃくちゃ便利になった。
裁判でも、相手方の代理人弁護士と事実関係の主張の擦り合わせのためなどにエクセルのファイルをメールで交換して、やりとりすることがある。
今回の裁判所とのやりとりは、昭和30年代の相続について、問題となる人の相続分の計算に関しての擦り合わせのやりとりをしていてのこと。
相続事件では、代襲相続、兄弟姉妹への相続などの相続人が多数になりがちな事件、遺留分減債事件などでは、エクセルが必須。
そこで、相続分の確認のため、エクセルのファイルを送ることになった次第。
うーん。感慨深い。
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ところで。97年ころ、裁判所では皆が富士通のノートpcが配給されていた中、ご自身のpcをもちこみかたくなにMacのpcを使い続けられていた有名裁判官がいました。
実は。
私も今、このブログをMacで書いています。
乗り換えました。遂に。
MacBook Air。
あの、封筒からノートpcを取り出す宣伝のやつです。
ある新聞コラムで評されていたように、まさに「思想」を感じるマシンです。
今までは、職場のコンパックのデスクトップで、ウィンドウズxpを使っていました。
Macを使ってみると、今まで、まるで使い捨てボールペンを使って書面を作成したのかと思えるような感覚です。
使い捨てボールペンから、高級万年筆に乗り換えたような感じ。
何が違うって、そう、あらゆる点についてこだわり抜いて、作り手の「思想」が表現されたと思えるマシン、
作り手の意気込みを感じます。
相対すると、気持ちが引き締まります。
マシンのこの意気込みに負けないようにと背筋も伸びます。
以前の記事で書いたように、節税ならなんでもやればいいというのではなく、
実態のない養子縁組はポリシーに反するとして断る気概、プロフェッショナルとしての心意気。
Macのマシンからも、妥協を認めない、易きに流れない、プロフェッショナルとしての志の高さを感じます。
いい影響を受けそう。
データカードもイーモバイルのものを用意しました。
これからはさらに、いつでも、どこでもバリバリ仕事を進めていきます。
(おわり)
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