親子上場 ぺリー対NEC【松井】
自分用のメモです。
1
前回紹介した日経の記事で、ぺリー・キャピタルというファンド名が出てきましたが、このペリーとNECの紛争というのは実は有名だったらしい。知らなかった・・・。
田村耕太郎参議院議員のブログでも触れられていて、興味深い。
2
親子上場。あかんやろ・・・。
NECがNECエレクトリックの株式を70%保有、これに対し、ペリーが5%程度の保有のところ、ペリーがNECが保有する株式の25%を市場価格に対し1株500円上乗せで買取りを提案したとか。
それが7月のこと。
これに対して、NECは拒否したらしいけど、ネット検索ではその後の動きが見えない。
どうするんだろう、ペリー。
途中から有料記事になる日経の記事では、ぺりーの担当者が何度もNECの方に面談の申し入れをしているらしいけどNECは拒否しているとか。
どうする、ぺりー。
親子上場そのものは法的にはOKのようなので法的対抗手段はない、法律が憲法違反とでも主張しない限り。
経済的自由権の問題だし、まぁ、国会の裁量の範囲になるんだろう。
となると、ペリーとして一番効果的なのは世論を喚起し、国会議員を動かすこと。
先の日経の夕刊、田村議員のブログ、そして次のセミナーと、戦略が見えてくる?
3
お。こんなセミナーが。
『子会社上場をめぐる諸問題 ~企業グループの立場と投資家の利害』
まさにぺりーの担当者が来るようだ。行きたいけど、東京・・・。
ぺりー対NECも要チェックだわ。
(おわり)
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