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2007年10月22日 (月)

マドンナとナイン・インチ・ネイルズ、そして  noodles【松井】

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(注 まとまり、ありません)
10/24追記 27日まで、コルネイユの動画が観られる!

 中学生のころ、ソニー・ミュージック・TVが始まった。金曜日の深夜12時30分から3時50分まで。毎週、食い入るように見続けた。
 丁度、マイケル=ジャクソンの「スリラー」やマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」、シンディ=ローパーの「ガールズ・ジャスト・ハブ・ア・ファン」(邦題ハイスクールはカフェテリアとかなんとか)が流行ったころだった。
 そして、近所にはレコード・レンタル店が開店し、毎日ようの通っていろいろなレコードを借り、せっせとテープに録音していた。FM放送を聴いて他のまだ聴いたことのない音楽を知り、シンニード=オコナーやテレンス=トレント=ダービーといった才能に衝撃を受けたりしていた。
 コンサートはミーハーで、ハワード=ジョーンズや、トンプソン=ツインズ、そしてチャーリー=セクストンのコンサートに行った。ネーナのコンサートでは、学校を早退して名古屋へ行き、ホールの入口で待ち伏せした。エルビス=コステロのコンサートでは待つだけのみならず、着ていたTシャツにサインまでしてもらった。
 まったくお馬鹿でミーハーな中学、高校時代。

2 
 マドンナといえば、私にとっては「ライク・ア・ヴァージン」で登場したときの衝撃と共に自分の中学時代が蘇る存在。
 そのマドンナが、長年契約してきたレコード会社であるワーナーとの契約を解消し、代わってライブ・ネーションという会社と契約したとういう。マドンナのオフィシャル・サイト


 

2007年10月17日(水)08:19
 【シリコンバレー16日時事】米コンサート運営大手ライブ・ネーションは16日、女性人気歌手マドンナ(49)が同社に移籍したと発表した。大物歌手は収益源の軸足をCDからコンサートへ移行しつつあり、マドンナは「音楽業界の構造変化に対応した」と移籍理由を説明した。

 米紙によると、契約は期間10年で総額1億2000万ドル(約140億円)。同社がコンサート運営や3枚の新アルバム制作、関連商品販売などを包括的に展開する。 

【時事通信社】


 レコード会社と契約をしなくても、音楽を発表し、それを売り、またコンサートを開催して、ビジネスとして収益をあげられるということか。
 
 一方で、これまた10代のいっとき、バロウズなどが好きになったきかけの山形浩生さんのHPでの紹介で、ナイン・インチ・ネイルズがレコード会社、レーベルとの契約を解消したことについて、喜びの報告をしているものがあった。 移籍ではないようだ。
 


 レーベル。レコード会社との契約。

 思い出すのは、やはり鈴木あみの裁判。以前にもこのブログで触れた。

 一発あたると莫大な売上げにつながるが、そこでの利益で他の新人アーティストの育成、つまりプロモーション等にお金を費やすビジネスモデル。
 アーティスト側にすると、売れるまでは恩義を感じ、恩返し的に次々とアルバムを制作、発表しつつ、契約で縛られて年に何枚だすということを強いられるもの。
 ナイン・インチ・ネイルズは辛かったんだろう、きっと。

 freeということの喜びが伝わってくる。

 これは、ナイン・インチ・ネイルズが確固たる地位を築き、自分たちも金銭的には不自由をしておらず、今後は、好きなときに好きな作品を発表するという喜びなんだろうと勝手に想像する。

 そういった点では、マドンナも確固たる地位を築いているようだけど、自身ではそうは思っていないからこそ、ワーナーを離れ、代わりにライブ・ネーションと契約したんだろう。
 マドンナのインタビュー記事でずっと記憶に残っているものがある。
 「私は、歌も特別うまいわけではない、ダンスも特別にうまいわけではない、私より、スタイルも顔もきれいで、歌もダンスもうまい人がいっぱいいることは分かっている。」 といったものだった。
 マドンナには何があるのか。紳助の「紳竜の研究」ではないが、時代を読む力、セルフ・プロデュース力なんだろう。ありきたりの分析だけど。
 一方、ナイン・インチ・ネイルズは、自分たちの音楽は自分たちにしか作れない、そしてこれはこれからもずっと多数に受け入れられるという自信がある。
 だから、レーベルを離れた。



 日本ではどうだろう。
 平井堅は、何枚目かのシングル「楽園」がヒットし、命拾いしたというのは有名な話。デビューして数年、泣かず飛ばずで、これが売れないともう契約を切るというところまでいっていたらしい。レコード会社との契約を切るということは、もうCDは出せないということ。
 そういう意味では、ポップミュージックの音楽家はその音楽がヒットしてなんぼのものと言わざるをえないのかもしれない。
 一度売れても、また売れ続けないといけない。
 強迫観念にもなるだろう。
 でもまずは売れないと、終わりも何もなく、始まらないままに終わってしまう。別の職業を見つけるかしかない。音楽は、食い扶持にはならない。

 マドンナはライブ・ネーションの力を借りることにしたようだが、日本のレコード会社は、「売り出す」ための仕事としていったいどんなことをしているのだろうか。
 平井堅の楽園が売れたのは、そのPVで三角マキコが出ていたからというのが大きいだろう。話題を作る、ということ。
 
 音楽は、その力だけではなかなか芽が出ない(ヒットしない)んだということを実感した最近の出来事。
 
 女性3人組の noodles というバンドを最近知った。「池袋ウェスト・ゲート・パーク」でデビューした石田衣良がゲイの父親役ということで俳優デビューしていたというのでどんなもんかと思ってみた映画「ラブ・マイ・ライフ」で音楽を担当していた。
 石田衣良の演技力はともかくとして、音楽が格好よかった!(映画も10年前のドイツ映画全盛時のヒット作「バンディッツ」のようで格好良かった。吉井怜がまさに熱演。)。
 最近では、コルネイユ以来のヒット!
 
 どうやらもう10年近く活動しているバンドのよう。
 なのになぜ、あまり知られていない!?
 ブルーハーツやクロマニヨンズが売れている以上、noodlesが売れない理由はない!と思う。シンプルにギター、ドラム、ベースで、ギヨンと格好いいギターのメロディー、ポップな歌詞に、弾むドラムとベース。
 
 思うに、レーベルの力の弱さが一番の原因ではないかと思った。売り出し力の不足。
 noodlesこそレーベルを移籍したらいいのに。一発、当たったら、ヒロトやまーシーのように、息の長い、格好いいグループになると思う。
 応援したい。
 がんばれ、noodles。
 そして頑張れ、マドンナ49歳。女優の途は絶って、女ミック=ジャガー、ローリング・ストーンズのようになって欲しい。60歳になっても体力付けてコンサートをして欲しい。
 希望の星、マドンナ。
 希望の星、noodles。

(おわり)

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