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2007年10月11日 (木)

株式譲渡差止の仮処分【松井】

Photo

10/16追記
小林製薬のHPでコメントが。
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0827/index.html
いつも思うことだけど、「確信しています。」と述べたって、その根拠に触れられていないと何ら説得力がない。
このコメントの公表にいったいどんな意味があるのだろう。書類を受け取ったということを公表した以上の意味はない。

1 
 10月10日付けの日経新聞で、
 「スズケン、仮処分申請」
 「小林製薬を相手取り」
 「コバショウ株譲渡中止を」
という見出しの記事を見つける。


 今後、このような争いが増えるような予感がして、気になる記事だった。
 2004年9月に3社、小林製薬、スズケン、コバショウが提携し、その結果、スズケンはコバショウ株を保有することになっという。そのコバショウの大株主たる小林製薬が、保有するコバショウ株をメディセオ・パルタックホールディングスに譲渡する、同社はコバショウを完全子会社化する旨、発表したところ、スズケンがこれに反発したというもの。
 大株主が小林製薬だからこそ、コバショウと提携し、同社の株20%をコバショウへの事業譲渡の代わりにもらっていたというスズケン。きちんとした理由がなければ、そりゃ小林製薬の翻意にスズケンも怒るだろう。


 興味があるのは、当初の提携のときの合意書の内容、また小林製薬がコバショウ株を譲渡することを決めるにあたっての根回し如何。
 事前に交渉を行い、それが決裂し、小林製薬は譲渡の強行を選択、それに対する対抗措置としての仮処分申請なのであろう。
 企業間の「提携」契約のとき、この「提携」の解消のことについてまで十分検討された合意書が作成されていなかったのではないかという推測が働く。
 無意味な紛争、つまり予防できた紛争なのではないかと思う。
 ガルシア=マルケスの「予告された殺人の記録」という小説があったけど、「予告された紛争の記録」だわ。契約書が練れていなかった点でこの紛争は予告されていたに等しいといえるのでは。
 決定は裁判所のホームページに掲載されるか、チェックしなくちゃ。
(おわり)

追記 
 業務提携の経緯について、小林製薬のHPに載っていた。
 http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0433/index.html
 スズケンにしたら、「騙された!」というところなんだろうか。
 提携をもちかけられ、応じ、業務をコバショウに移してその価値を高めたところ、はしごをはずされるように売りにだされたというところか。

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