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2007年9月 6日 (木)

ないものに気づく能力~趣向変更【松井】

Miageru

 趣向を変え、気づいたこと、思ったことをもっと気軽に記録としてアップするようにしてみようかと思います。いつまで続くか・・・。


2 
 「あるべきものなのに、それがないということに気づくのが大切。」。
 「ないことに気づく能力」。

 仮面ライダー・カブトの決めぜりふ。「昔、おばあちゃんが言っていた。」
 がばいばあちゃんでブレイク中の島田洋七の決めぜりふ。「ばあちゃんが言っていた。」ではありませんが、
 司法修習中、お世話になった検察教官が言っていました。
 ないことに気づくのが大切なんだ、と。

 また、「問題解決能力」より、「問題発見能力」の方が大事だと。
 問題は、発見できれば、解決策は他人の知恵を借りたりしてなんとかなることの方が多いけど、そもそも問題を問題として認識できなかったら何にも始まらない、と。

 ときどき、この言葉を思い出します。



 で、あるべきものが、ないことに気づくためには、そもそものあるべき姿、問題のない姿を知っている必要があります。
 こういう状況であれば、これこれこういったもの、こういったやりとりがあるはずだといった思考力。
 人間や、物事に対する、日頃からの深い洞察力、観察力、注意力、教養が必要です。

 アガサ=クリスティの「ミス・マープル」シリーズが大好きでした。小さな村から出たことがないおばあさん、ミス・マーブルが、小さな村の中での人間模様をもとに難事件を頭の中で解決するシリーズです。
 どんな仕事をするにしても、人に対する好奇心がないと何をやっても多分うまくいかない。どんな仕事も大変だし、大変だからこそ楽しめるのか、推理小説を読むように。

(おわり)

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