2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

flickr


« 従業員の解雇~労働市場の流動化、「弁護士」の流動化、あるいは考えの迷走か?【松井】 | トップページ | 「取引のまとめ屋さん」たち~節税スキームで皆がハッピー?~【松井】 »

2006年11月21日 (火)

夕張市破産宣告~それは近い将来の日本の姿?~【松井】

★追記あり

 11月19日付けの日経新聞では、「財政破綻の夕張市 住民説明会が紛糾」との記事が載っていた。
 「高齢者へのバス運賃の補助廃止や除雪の見直しなどの施策」が説明されたようだ。
 しかし、「大半が抗議し退席したため説明会は途中で打ち切られる形で終わった。」という。



 主観的にはともかく、客観的には返すあてのない借金をして、借りたお金をジャブジャブと「たんこうからかんこうへ」の「施策」「施設」につぎ込んだ結果か。
 地方でみた、社会保険料によって作られた「グリーンピア」施設を彷彿とさせるお金の馬鹿な使い方。
 
 象徴的な写真が、不肖・宮嶋茂樹のホームページで掲載されていた。
 
 http://www.fushou-miyajima.com/gekisya/060807_01.html

 泣けてきた。


3 
 炭坑の町の終焉に危機感を感じ、何か施策を打ってでようという発想、危機感をもつのは間違っていないと思うけど、
 危機に対する「対策」が間違っていると、傷口を広げるだけで下手をすれば取り返しがつかないという見本のような行政になってしまった、夕張市。
 「対策」を執るには、当たり前だけど「根拠」のある見込みに基づいた計画がまず一番で、やってみたら「検証」が不可欠で、検証で間違いが分かったら「修正」する、場合によっては「撤退」して、新たな計画を立て直す、それだけのことがなぜ出来ないのか。
 泣けてくる馬鹿さかげん・・・。

 でもよく考えたら、夕張市市民だけのもんだいじゃなくって、これは日本の住人全ての問題なんだろう。
 日本の借金、国と地方をあわせてしめて、770兆円。
 返すあてはあるのか。
 
 1 収入を増やして、
 2 支出を減らす。

 これしかないんだから、執るべき方策は見えているけど、1どこからの収入を増やして、2どの支出を減らすのか、その選択を監視するしかない。
 間違った「対策」が執られないように勉強しないといけない。

 今朝の新聞広告でジョセフ・E・スティグリッツの翻訳最新作が載っていた。「世界に格差をバラ捲いたグローバリズムを正す。」(徳間書店)。「自由化と民営化を旗頭にしたグローバル化は世界に格差社会を撒き散らした。一体それはなぜなのか?アメリカのエゴに歪められたグローバル化のからくりを暴き、全ての人に利益をもたらす新システムを提言する!」とある。
 読んでみよっと。
(おわり)

追記
 弁護士のPINE’S page さんのブログでも夕張市の破綻、再建について触れられているのを発見しました。
 そこで、夕張市が公開している再建の基本的枠組みといものも紹介されていました。
 基本的枠組案
http://www.dolphin.co.jp/hpr/yubari/saiken/20061114saiken.pdf
 余談ですが、同じ事柄を記事にするにしても日経と毎日ではやっぱり違うなぁ。毎日の方が読み応えあり。

« 従業員の解雇~労働市場の流動化、「弁護士」の流動化、あるいは考えの迷走か?【松井】 | トップページ | 「取引のまとめ屋さん」たち~節税スキームで皆がハッピー?~【松井】 »

つぶやき」カテゴリの記事

松井」カテゴリの記事

税金」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夕張市破産宣告~それは近い将来の日本の姿?~【松井】:

« 従業員の解雇~労働市場の流動化、「弁護士」の流動化、あるいは考えの迷走か?【松井】 | トップページ | 「取引のまとめ屋さん」たち~節税スキームで皆がハッピー?~【松井】 »