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2006年4月10日 (月)

○○の人々。ある蛸焼き屋にて。【松井】

 先日、友人と二人、蛸焼き屋で蛸焼きを食べていた。その店は、大阪でもあまりない、自分で蛸焼きを焼いて食べる方式の店だった。
 案内された席の一室は、7台ほどの蛸焼きテーブルがある一部屋だったのだが、私たち以外の6台のテーブルは、同じグループの人々のようであった。
 何となく疎外感を感じるけど、特に気にすることもなく席についた。

 ところが、その一群は、そのときまだ晩の6時過ぎくらいだったのだが、既に二次会のようで、音頭をとる20代後半くらいの若者が一人立ち上がり、場を仕切っていた。 聞くともなしに聞いていると、どうやならそのグループの一人が結婚し、そのグループでのお祝いがあったようであった。

 が、その「グループ」がなぞだった。友達と二人、最初は、学生のグループかと話していた。皆20代くらいで、何よりも服装が誰一人、スーツのような服は男女ともに着ていなかったからである。男女比は、3対7というところだろうか。一つのテーブルに5名ほどが座り、総勢30名ほどだった。その中で、片隅のテーブルには40代以上と思われる落ち着き払った男女がほほえましそうに若者達を見つめていたので、教授と学生たちかと思われた。

 が、しかし。リーダーは、用意してきたであろうクイズを披露し、各テーブルごとに当てて、場を盛り上げようとしている。そのクイズの中身を聞いていると、「職場」という単語が出てくる。これで、どうも学生ではないらしいということがわかった。
 しかし、いったいどういった仕事の人々なのであろうか。
 友人と二人、面白半分に当てっこすることになった。
 
 服装からして、皆ラフな感じだ。美容師か?しかし、一つの職場で20人も美容師がいるのか、ということになった。各支店ごとの美容師が集まったというには、皆、大変まとまりがよく、またのりもよかった。リーダーが出す内輪ネタの問題に皆、いちいち爆笑し、受けていた。ということは、やはり本当に一つの職場の人々だろうということになった。居酒屋のアルバイトさんたちかとも推理したが、これまたバイトというには皆、妙にある種のレベル感というか、均一感があった。

 そのうち、女性の二人が立ち上がり、何をするのかと思ったら、なんとお笑いコンビ「あるある探検隊」の歌と振り付けをしながら、職場の特定の人の特徴を取り上げた漫才を始めだした。
 これがまた驚くほど上手で面白かった。
 
 何者、この集団!?

 さっぱり検討がつかなかった。
 自分たちの食事も終わったので帰らねばならなくなったとき、ちょうどそのグループの会計担当の人が、部屋の片隅でこっそりと会計をすませようとしていた。その脇を通り過ぎるとき、さっと店の人からその人に手渡されていた領収証に目をやった。

 さて。この蛸焼き屋の場所は、大阪の人はご存じ、梅田駅前の「蛸の徹」です。
 このような場所に、午後6時で既に平日から二次会をし、さらにこれから三次会へとボーリングをしようと出かける、異常にのりのよい、しかし妙にこなれた若者集団の会社といえば。

 そう。「リクルート」の人々だった。この蛸焼き屋から徒歩5分くらいのところにリクルートの大きなビルがあった。

 最近、本屋で、「リクルート」出身の人が書いた「リクルート」に関する本が目につく。
 確かに、違うぞ、リクルート!。どのような面接採用をしたらこのような人々が集まるのか。「ビル・ゲイツの面接」とかいう本が確か以前出ていたけど、リクルートの面接手法を知りたい。

 ただ、帰り道、「あぁ、リクルートの人々だったのか。なるほどねぇ。」と友人と大きく頷き納得しあっていたのであるが、「たぶん私たちは、リクルートでは働けないね」とこれまたうなずきあって帰ったのであった。ついていけない、あのノリのよさ。私たちには地味が似合っているよねと蛸焼き屋を後にした。
 
おわり

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