2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

flickr


« 相続に関するこの法制度!【松井】 | トップページ | 月刊大阪弁護士会~新連載「遺産分割」~【松井】 »

2006年1月22日 (日)

相続分野集中研修 第2回【松井】

CIMG1070
写真は、2006年の大橋さゆり弁護士です。
大橋と私は、昨日21日土曜日、大阪弁護士会主催の「相続分野集中研修」の第2回を受けていました。
午前10時から午後3時30分まで、定員300名はいっぱいでした。

昨日の研修について、もっぱら自分用で申し訳ないですがメモをまとめておこうと思います。


「財産管理事件について」大阪家庭裁判所 裁判官 渡邊雅道さん(37期)。

相続人がいないとき、遺された財産はどのように処理されるのか、管理人についた弁護士の仕事などについての話しでした。
実務的で非常に勉強になりました。

国庫に帰属する前に特別縁故者への財産分与が行われることがありますが(民法958条の3)、これは平成16年度で大阪家裁では、申立件数は36件だったということです。裁判官のざくっとした感覚では、国庫には年間10億円くらいが納付されているようです。


「特別受益と寄与分の諸問題(前提問題を含む)」 中道秀樹弁護士(47期)。
弁護士になる以前は家庭裁判所の職員をされていたようです。

レジュメには、「寄与分と特別受益と遺留分」「遺言書がある場合の問題点等」と項目が挙げられていたのですが、時間がなくて省略されてしまいました。
私が現在、もっとも関心のあるところです!

感覚としては、審判で寄与分が認められるのはかなり厳しいといったことを口にされていました。やっぱり。


「相続・贈与と税金」 鷲見昭雄 税理士。
三和銀行の行員だったこともあるようです。

相続時精算課税制度はやはり申告ミスの場合のリスクが大きい制度だとの印象を改めて持ちました。
鷲見税理士も、気をつけるように、気をつけるようにと言った言葉を口にして、注意喚起されていました。
実際、この税制がねらった効果ってあがっているのでしょうか?
利用されているのか?

私の知識では、相続税が納付されているケースは、年間約90万件の死亡のうち、4万人程度の約4%。
税理士の数に照らし合わせれば、一人あたりの税理士さんが確か、年間2件処理するか否かという数字であり、税理士でも相続税に詳しい人、そうでない人の差が激しいらしい。
相続税の申告ミスで訴えられた税理士さんの事件を担当したこともあった。

相続税の相談をする際は、本当にちゃんと分かっている税理士さんに依頼しないと節税できるところで節税できなかったりするんだろうなとつくづく思いました。
今日の鷲見税理士の話しはとっても分かりやすく、私の断片的な知識が改めて結びついたりしました。


ところで、メリルリンチなどが出しているワールド・ウェルス・リポート2005によれば、自宅不動産以外に1億円以上の資産を有している人が、日本では134万人ほどいるということです。
ふーーっ!


昨年の「おもいツきりテレビ」出演に懲りず、1月24日、関西テレビの「痛快エブリデイ!」という番組で、相続・遺言について弁護士として語るため出演いたします。
また、31日には「老後の資産管理」ということで、NHK大阪の「ぐるっと関西」に出演いたします。

相続は必ず誰もが経験する事柄です。なぜなら、皆、親がいてこの世に生まれている限り、親がお亡くなりになれば相続人となり、また自分がこの世から去ればその時点で相続が起こるからです。
ごくごく基本的なこと、またよく問題となるケースを、テレビでも本でも何らかの形で知っていただき、少しでも相続の紛争予防に役立てればと思っています。

この世を去るとき、心おきなく去れるよう、
また遺された人は、遺された皆がお互いに、遺された財産に感謝して分け合えるよう、
紛争のない相続は不可能ではないので、少しでも紛争予防に役立てればと考えています。

« 相続に関するこの法制度!【松井】 | トップページ | 月刊大阪弁護士会~新連載「遺産分割」~【松井】 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 相続分野集中研修 第2回【松井】:

« 相続に関するこの法制度!【松井】 | トップページ | 月刊大阪弁護士会~新連載「遺産分割」~【松井】 »