義を見て為さざるは、勇無き也【松井】
前日の日経の夕刊を今朝読んでいて、あっと驚いた。
ローザ=パークスさんの死亡記事がそこには載っていた。92歳だったという。
日経ネットには載っていなかったので、朝日の記事
彼女のことを知ったのは、確か中学生のときの英語の教科書でが初めだったと思う。
しかしより記憶として刻み込まれているのは、確か高校生のころ聞いたネビル・ブラザーズというバンドの歌でだ。
「sister rosa」
という曲で彼らは彼女のことを歌っている。
ありがとうシスターローザ、あなたが始まりだった、
というようなフレーズを何度も何度も繰り返し。
「義を見て為さざるは、勇無き也」
「正しいこととわかっていながら、それをしないのは勇気のない人間である」(齋藤孝編「声に出して読みたい日本語」草思社)。
日経新聞の夕刊には、(ニューヨーク=共同、写真はAP)として、老年のローザさんの写真が載っている。とってもおしゃれなお婆さんといった様子でにっこりと笑っている。幸せな人生を送れたのだろうなと想像した。そうだったら良かったなと思った。
と、これに関連して、被災者自立支援金不支給訴訟の元原告の方の話し、その他思うことをいろいろと書きそうになったけど、毎回長いと言われているので今回はこれで終わりに。
i-tunes music store で、sister rosa の曲を1曲150円で購入し、今日事務所を出る前に2回ほど聞いて、家路についた。
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