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2005年7月20日 (水)

みのさんは凄かった。ダニエルさんは優しかった。そして私は、うなだれた。【松井】

CIMG078819日、20時30分、東京から新大阪に向かう新幹線に乗る前に、電車の中で読む雑誌をとキオスクで「週間朝日」を買った。「テレビガイド液晶未満」というエッセイがあり、「みのもんたは家に3時間しかない」というタイトルがついていた。
私は、この日、みのもんたさんに会っていた。

お昼の生放送「午後は○○おもいッっきりテレビ」にゲスト出演したのである。テーマは、「遺言」安心してあの世に行くために。
東京ではなく大阪の、男性ではなく女性の弁護士を捜していたというディレクターさんがネット検索をしたところ、たぶんこのブログでひっかかったのであろう、出演依頼の電話をもらった。
テーマを聞いたとたん、もちろん二つ返事で出演させてもらうことにした。
相続については、ここ数年、何かと思い考えることが多く、特にこの数ヶ月、和解がいくつも難航することが重なったため、いったい何が根本的な紛争の原因なんだろう、どうすればこんなことにはならなかったのだろうと根本的なところを考えていた。
そこで自分なりに思うこと、紛争予防策をテレビで簡単にお茶の間の人に伝えられたら、ちょこっとは人の役に立つのではないかという思いだった。

ディレクターの方ははるばる東京から事務所まで打ち合わせに来てくれた。
そしていろいろとサジェスチョンを与えてくれた。
その中の一つが「大相続時代」というものだった。
1945年から49年にかけて産まれたいわゆる団塊の世代が2007年から定年退職を迎え、今後20年間で約1000兆円の個人資産が世代間移動するというものだ。

この資産をねらって信託銀行が遺言信託・相続整理に力を入れ、またその他もろもろがねらいをつけている。

また本番にあわせ、私自身、改めて相続・遺言について判例・条文チェックを重ね、また統計資料を確認してみた。

この3,4年、

・公正証書遺言       約6万件
・自筆証書遺言(検認件数) 約1万2000件

・年間約98万人が死亡し、うち約4万4000人が相続税を納税している。
 その率、約4.5%。

さらには相続税に関して、相続時精算制度といった新制度も復習した。各種の本も集中的に読み漁った。

出演時間50分。
そして、いざ本番。

みのさんに、負けた。
その会話のスピード、テンポのよさ、緩急自在なトーク術。
集中して耳を傾けているとうっかり引き込まれ、こちらに話をぽいっと振られたときには、取り損ねてしまい、あわわわと間抜けな対応しかできないありさま。
そこをすかさず、隣に座っていたダニエル=カールさんがフォロー。
ダニエルさんは本番直前、緊張する私に、「リラックス、リラックス」と声をかけてくれていた。

結局、大相続時代、相続税おそるるに足らずという相続税の実態について、何も語れなかった。みのさんから投げられたボールを打ち損ねた私。
ディレクターの思いの詰まった情報番組としての価値を見事に損ねてしまい申し訳ないという気持ちと、相続の実態について語る機会を生かし切れなかった自分にがっかりという気持ちとで、後半30分は頭がいっぱいになった。
そして終了。
がっくし。

やっぱり「みのもんた」さんは凄かった。切れ味が違った。
さすが時給数百万円?といわれる仕事をこなす人は違うというのを身をもって学んだ。
私はまだまだいろいろな意味で精進が足りないことを痛感した。

今回、日本テレビの番組ディレクターさんに対して申し訳ないという思いがあるが、
実は、5年ほど前にも日本テレビに対して申し訳ないと思うことがあった。


日本テレビの社内弁護士の採用内定をもらい契約書を交わすそのときにドタキャンしてしまったのである。
それまでの間、ペーパー試験、健康診断、3段階の面接を受けていた。最終面接は、役員室で10人以上の役員を前にしての面接だった。
真ん中で体を斜めにして椅子に座る氏家社長からは、「実家ははんこやさんみたいだけど、吉相印ってほんとなの?」という質問を受けた。
このとき、内定は決まっているんだろうなと思った。
「吉相印ってほんとなの?」「もちろんセールストークです。」と答えた。

この段階までにかかった費用と時間、段取りを思ったら、非常に申し訳ない、非常識なことをしてしまったと申し訳なく思う。

でも、人生で初めての会社訪問、会社就職試験、会社面接というものを受け、自分を振り返るいい機会となったし、いろいろと勉強になった。
当時、著作権について本格的に、かつ集中的に学び仕事をしたいと思って応募した日本テレビ社内弁護士。

まさか数年後、番組出演というかたちで日本テレビに足を踏み入れるとは思ってもいなかった。
しかしまたしても申し訳ないことをしてしまった。
でも、勉強になった。

私の人生で、二度も自分を見つめ直す機会、刺激を与えてくれた日テレ。
ありがとう日テレ。
前回のドタキャンに引き続き、今回の出演でまた迷惑をかけてしまいました。
ごめんなさい日テレ。

私はいつまでたっても人生一年生か。
出来るなら、リベンジを。


ここ最近思うのはやはり出版だ。
「さおだけやはなぜ潰れないか」。あの本は、会計の基本的な考え方を身近な話に引きつけ、素朴な疑問を大切にして分かりやすく、読めるように示してくれた。
その相続版を出せないか。
タイトルは、「大相続時代 ~みんなの相続~ おじいちゃんが死んだらどうなるの」というあたりでどんなもんだろう。

「素朴な疑問」を大切にしたい。
難しいことを分かりやすく。みのもんたさんに負けぬよう、精進せねば。


今日は朝10時から裁判期日だった。相手の書面を読んで思った。
核心をとらえることなく、周辺事情をだらだらと書いても説得力がない。単なる詭弁にすぎない。自分に不利なときいかにそのピンチを脱するか、これも訴訟技術の一つだろう。弁護士の腕の見せ所ではないか。
何事も精進だ。


昨日は、写真に写る日テレ タワーを午後1時過ぎに後にして、その後、五反田の会社のコンプライアンス部で働く大学時代の友人を訪問して会社見学、その後は弁護士任官をして内閣府で働く友人のところへ挨拶に行き、ついでに内閣府周辺を案内してもらう。
そのとき国会前で写真を撮ってもらう。国会の前で写真を撮るのは小学校の修学旅行以来か。そして、研修所で同じクラスだった友人と銀座で6年ぶりに再会しベトナム料理をごちそうになって、東京駅から大阪に戻り一日が終わる。
CIMG0789

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